2025/04/18 旅行記
14-17の旅行記はじまり~。13日に教室の発表会を終え、14日は午前中の仕事を終えてから15時くらいに家を出た。東京で約束。時間まで近くの公園を散歩して待つ。数日前から出なくなっていた声(ときどきなる)も、80%くらいは復活していたのでよかった。
寝て起きて15日の朝。お見送りして、わたしも歩き始める。だいすき小石川植物園。風の強い日だった。まだ少し残っていた桜の花びらが、ひらひらと、いや、びゅんびゅんと舞っていた。とても気持ちのいい日だった。前からマップに登録してあった近く(歩いて30分弱)の小さな食堂に行ってみたが、いっぱいだったのでまたの機会にして、さらに30分くらい歩く。昨夏に通りかかって「しばらく休みます」と貼り紙がしてあった喫茶店は、その日も同じ貼り紙がしてあった。閉まったシャッターの前に置かれた植物は、ちゃんと手入れされていた。10分くらい歩いて、小さな喫茶店でエビピラフ(エビ!)を食べた。平日の昼間。東京にはいろんな人がいる、と思った。東京駅の近くまで電車に乗っていく。少し離れた駅で降りて、歩いて東京駅まで行った。15時過ぎの新幹線で神戸へ!
元町駅近くのホテルにチェックインして、マップを見つつごろごろしながらしばし休憩。(声が治ってきたら咳が出始めてきていて、体調が万全ではなかったのです…。)ホテル近くのレストランで優雅に食事をしてから、三ノ宮のなじみのお店へ。近況報告をしつつ、結局いつも同じような話をする。ちょっと変わった人だなといつも思うのだが、心持が何となく似ている部分もあるような気もしている(婉曲)。もう一軒、海友達(?)のお店へ。体調もいまいちだったので、これでおとなしく帰ることにする(と言っても深夜1時)。この日は寒い夜で、風邪ひくからまっすぐ帰りなよ~と言われたにも関わらず、結局、海に寄って帰った。BGM:カスキ「夜の海辺で」。本当はもっと砂浜っぽいイメージだけど、月はちょうどイメージ通りにそこにあった。
寝て起きて16日の朝。いつも元町のほうに宿をとるのは、海が近いからっていうのと、朝に行きたい喫茶店があるから。去年来たときまではモーニング350円だったけど、さすがに値上がりしていた。それでも450円。9時くらいに行くとすでにお昼の定食の準備をしていて、それがカウンターにずらっと並んでいる。ものすご~~~く温かい人柄のおばあちゃんと、思いやりのある感じのおじいちゃんで、ここはずーーーーっと在ってほしい。海ふたたび、それから山のほうをぐるっと歩く。午前中じゅう歩いていた。歩きすぎたせいでお昼ごはんをちゃんと食べ損ねて電車に乗った。15時過ぎに金沢に到着。
初・金沢! 駅に石川県出身の力士のパネルがあり、大相撲ファンとしては感激。パシャパシャと写真を撮った。金沢駅近くのホテルにチェックインして、マップを見つつごろごろしながらしばし休憩(2回目)。初めての金沢だったのでちゃんと観光客をしようと思って、散歩しつつ海鮮丼を食べに行った。エビおいしすぎた! エビ以外ももちろんおいしかったです。近くでアイスを食べて、散歩しながら宿まで戻った。前日に神戸でちゃんとお酒飲んでたのが絶対に良くなかったのだけど、夜になって咳がかなり出てきていたのでおとなしく帰ってのんびりして早く寝た。
寝て起きて17日の朝。早く寝たおかげで6時前に目覚めた。ゆっくり準備して8時前くらいにホテルを出た。喫茶店に入る。今回は、もう何度読んだか分からない『西の魔女が死んだ』を旅のお供に持ってきていて、なじみの物語と初めての場所が混ざっていく感じが心地よかった。なじみの物語でなくても「本を読む」という日常と、いつもと違う場所という非日常は、合うのかもしれないと思った。結局読めなかったなというときもあるし、荷物も増えるのだけれど、そういえばいつも本は持ち歩いている。本はわたしにとって一番自然な存在なのだろうな。話を戻して、ちゃんと観光客をすると決めたので、金沢城公園・兼六園・ひがし茶屋街に行った。たくさん歩きまわって、金箔のかかったソフトクリームを食べ、加賀棒茶を飲んだ。観光客すぎる。13時過ぎに金沢を出て、富山に向かった。
だいすき富山。運河環水公園から立山連峰を眺める。だいすき富山(2回目)。ここから2時間ほど歩くと海に着く。もちろん歩いた。だいすき富山(3回目)。砂浜を歩くのも、だいぶ上手になったなぁ。いつまでたっても上手に歩けないと思っていた頃のことを思い出していた。わたしはもう、いつでもひとりで海に来れるんだ。波を眺めていたら思ったより時間が経っていて、路面電車の駅まで走って行った。どこまで乗っても240円の路面電車で富山駅まで戻り、しょっぱすぎるラーメンを食べきって、電車に乗って帰った。
旅行記おしまい。ここに書く日記もこれにておしまい。少ししたら閉じます。またいつでも会いませう!
2025/04/02 かもしれない
このホームページ、メインコンテンツ(岡田淳さんの本を読む)だけにするかもしれない。日記などはやめるかもしれない。もしくは、誰も知らないところへお引越しするかもしれない。誰かが見てくれることももうあんまりないし、ほんとうに話したいことはいつだって会って話せばいいのだから。もちろん、わたしの気持ちは必ずどこかに書く。紙のノートかもしれないし、ほかのどこかかもしれない。いずれにせよ、近々、お別れです。発表会のあと旅に行って、そのことを書いたら、おわろうかしら。
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